About me
保木 詩衣吏 Shieri hoki
ガラス作家
岐阜県飛騨市出身、現在は石川県金沢市を中心に制作しています。
略歴
1985 岐阜県飛騨市に生まれる
2009 武蔵野美術大学 工芸工業デザイン学科 卒業
2012 富山ガラス造形研究所 研究科 卒業
2015 卯辰山工芸工房 ガラス工房 修了
2017 石川県金沢市にて独立
保木硝房として制作を行う
2011 第51回 日本クラフト展 入選
2011 第5回 KOGANEZAKI 「器のかたち」現代ガラス展vessels 奨励賞
2012 第20回 テーブルウェアフェスティバル 入選
2012 第5回現代ガラス展in山陽小野田 入選
2012 ビアマグランカイ9final 入選
2012 第52回 日本クラフト展 入選
2013 第21回 テーブルウェアフェスティバル 入選
2013 日本現代工芸展 新入選
2013 金沢国際ガラス展 入選
2015 現代ガラス展in山陽小野田 大賞
2015 15'日本のガラス展 がらすらんど賞
2017 第三回 工芸とアートの金沢オークション J R西日本賞
2018 現代ガラス展in山陽小野田 入選
2018 第7回そば猪口アート公募展 優秀賞
2019 高岡クラフトコンペティション 入選
2020 テーブルウェアフェスティバル 入選
全国で個展、グループ展、展覧会、多数開催
私の生まれた、岐阜県飛騨地方は
平地でも一冬に1メートルほどの雪が積もることもある、豪雪地帯です。
それゆえ、冬の生活は雪ありき。
しんしんと降り積もる雪、
シャベルの先で戦った硬い氷、
ただただ白く広がる、冷たい空気
美しくも、しずかな、そんな季節。
やがて、全てを埋め尽くした重たい雪も、
キラキラと光り輝くように溶けだし、消えていく。
春の訪れは、命のきらめきを見せてくれます。
故郷の風景は私の製作の源流です。
自然の留まらない美しさに、尊さと、切ないような感覚をおぼえます。
そんな風景や気持ちを“ガラス”にとどめるように、
制作に励んでいます。